交通事故にあってしまったときは、動揺してしまうと思いますが、
今後のためにきちんとした対応をする必要があります。

交通事故にあったときに最低限やっておくべきなのは、

 

・警察への通報

・事故現場の記録

・相手の連絡先を控える

 

の３つです。

 

まず、交通事故の当事者は道路交通法によって、
警察への届け出が義務づけられています。

 

車同士の事故の場合には、被害者であっても
届け出の義務があるので注意が必要です。

 

もし、届け出を怠ると保険金の請求に必要な「交通事故証明書」の
交付を受けられなくなりますので、注意して下さい。

 

 

次に重要なのが事故現場の記録です。

 

交通事故問題の紛争が起こった場合、当事者の過失割合が
損害賠償において重要な要素になってきます。

 

事故の記憶が鮮明なうちにメモやカメラで事故の状況を
記録しておけば、今後の交渉で有利になります。

また、周りに人がいたら目撃者を探すことも必要です。

もし証人になってくれるなら目撃者の氏名や住所も
メモしておいた方がよいでしょう。

 

 

最後に、相手の連絡先などを控えることも必要です。

具体的には、

 

・運転免許証記載の相手の氏名、住所、本籍

・事故車両のナンバーや車種

・相手方の勤務先、連絡先

・加害車両の車検証、自賠責保険、任意保険の会社名

 

などを控えておきましょう。

このような項目を確認しておけば、仮に相手に連絡をとれなく
なったとしても、相手の加入する保険会社に請求することができます。

また、交通事故の損害賠償は、実際の運転手だけでなく、
車の所有者や運転者の雇い主にも請求できます。

なので、運転手の情報だけでなく、車の所有者や
運転者の雇い主の情報も確認しておくべきでしょう。