【解決事例65】事前認定で後遺障害等級12級13号となった事案の賠償金増額事例

ご相談内容

平成27年3月,信号や横断歩道のない交差点を自転車で走行していたところ,後方から来た左折車に巻き込まれる形で事故に遭い,右膝骨折等の負傷を負った。膝の可動域が制限され,正座ができない等という状態になった。 保険会社から,事前認定で後遺障害等級12級13号となったとして示談書案を受け取ったが,賠償金が適正な額なのか,知りたくて相談。

 

事故内容

○依頼者の年齢、性別:67歳,女性
○依頼者の職業・属性:内職のみ
○事故分類:自転車と車
○事故の状況: 信号や横断歩道のない交差点を自転車で走行していたところ,後方から来た左折車に巻き込まれた
○過失割合:1:9
○受傷部位:下肢
○後遺障害等級:12級13号

 

解決内容

保険会社の提示額:327万円
→増額の結果:最終的な総額635万円(増額金額:308万円

相談前の後遺障害等級:12級13号
→弁護士関与後の後遺障害等級:12級13号(変更なし)

 

解決のポイント

平成28年8月下旬にご相談を受けた際,保険会社の提示額を見るとかなり低額でした。

相談者は,事故直前は就業せず,自宅で内職作業を行っていたとのことでした。そのため,保険会社の提示では,内職での実収入を基準として後遺障害逸失利益が算定されており,労働能力喪失期間も大幅に短期間になっていました。

すぐに受任通知を出し,弁護士が保険会社と交渉を行ったところ,賃金センサスを基準とし,労働能力喪失期間を適正な期間として計算した後遺障害逸失利益が認められ,慰謝料も大幅に増額されました。

大幅な増額が実現できた上,相談から4ヶ月で解決に至りました。

 

サブコンテンツ

【解決事例65】事前認定で後遺障害等級12級13号となった事案の賠償金増額事例