【解決事例57】物損事故で早期に修理費用全額を回収することができた事案
ご相談内容
車を自宅マンションの駐車場にとめていたら、近隣の住民にぶつけられた。
相手方が、自分は絶対にぶつけていないと言いはって修理費用を払ってくれない。
事故内容
○依頼者の年齢、性別:女性・38歳
○依頼者の職業・属性:会社員
○事故分類:自動車対自動車(物損のみ)
○事故の状況:駐車場にて自家用車を止めていたところ、加害車輌が十分な前方確認を行わずに前進してきたため衝突。依頼者が仕事から帰宅したところ、車に傷ができていたため、事故が発覚した。
○過失割合:0%
○受傷部位:なし
○後遺障害等級:なし
解決内容
相手方が絶対にぶつけていないと言い張っていたので、受任後、23条照会を行い、事故状況に関する証拠を集めたうえで受任通知を送付しました。
しかし、相手方から何の反応もなかったため、やむを得ず訴訟提起しました。
①保険会社の提示額:0円
②増額の結果:7万9584円(修理費全額・弁護士費用特約付きのため全額受領)
解決のポイント
弁護士会照会を行った上で訴訟を提起したことで、早期に修理費用全額を回収することができました。弁護士に依頼しないと、事故状況に関する証拠を集めることすらかなり難しいので、物損事故であっても、もめるようであれば弁護士に相談されることをおすすめします。
本件のようにかなり小さな事故であっても、弁護士費用特約がついていれば費用倒れになることなく損害賠償を獲得することができるケースがあります。小さな事故だからとあきらめる前に、ご自身やご家族の保険に弁護士費用特約がついていないか確認してみてください。