【解決事例54】タクシー運転手の方が玉突き事故にあった事案

ご相談内容

平成27年4月30日に相談者が自動車で運転中、玉突き事故にあった。相談者は、玉突き事故の真ん中の車両であった。事故後約7ヶ月通院し、同年11月30日に症状固定となった。後遺障害等級について、14級9号と認定され、保険会社と示談交渉をしているが、保険会社提示の示談金額が妥当なものであるか相談したいとのことであった。

事故内容

○依頼者の年齢、性別:66歳、男性
○依頼者の職業・属性:会社員(タクシー運転手)
○事故分類:自動車対自動車
○事故の状況:被害者はタクシーを運転中後方車両から追突された。事故態様は、玉突き事故である。被害者は玉突き事故の真ん中の車両であった。被害者は、外傷性頚部症候群と診断された。
○過失割合:被害者0対加害者100
○受傷部位:首、背中
○後遺障害等級:14級9号

解決内容

保険会社の提示額:125万2,435円
→増額の結果:最終的な総額263万9,365円(増額金額:138万6,930円

解決のポイント

当初保険会社が依頼者に提示した示談金額は、入通院慰謝料・後遺障害逸失利益・後遺障害慰謝料が裁判基準より相当低めの提示だったので、裁判基準によって交渉を開始した。

慰謝料が裁判基準の8割程度で提示されていたので、主としてその点の増額を交渉した。もっとも、依頼者が高齢者ということもあって、後遺障害逸失利益についても保険会社の提示額は相当抑えられていたため、その点も裁判基準にのっとり増額を交渉した。交渉の結果、保険会社当初提示額の倍額以上の示談金額での示談となった。

受任後、2ヶ月間交渉の結果示談となり、早期解決を図ることができた。

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