【解決事例48】後遺障害等級7級の事案において、282万円の増額
ご相談内容
後遺障害等級認定の申請を行ったが、1ヶ月近く経ってもなんの回答もない。
今後どのように手続きが進んでいくのか分からず、不安。
事故内容
○依頼者の年齢、性別:39歳、男性
○依頼者の属性、職業:無職
○事故分類:バイク
○事故の状況:被害者がT字路において、バイクで直進していたところ、乗用車がT字路の交差点で急に出てきた。被害者のバイクの車体の横に乗用車が衝突した。被害者は、目や右腕の痛みを訴え、右眼窩底骨折、右上腕骨外科頚骨折、右上腕骨偽関節症と診断される。
○受傷部位:顔、腕
○後遺障害等級:7級
解決内容
保険会社の提示額:1118万4734円
→増額の結果:最終的な総額1400万5564円(増額金額282万830円)
解決のポイント
まず、後遺障害等級認定申請の結果を待った。
受任後1ヶ月程度で後遺障害等級が7級との認定がおりたので、まずは保険会社に示談金額を提示してもらった。
保険会社から提示してもらった金額のうち、傷害慰謝料・後遺症慰謝料・後遺症逸失利益が裁判基準に照らすと、相当低い金額であった。
その為、裁判基準(後遺障害等級7級のケース)に照らして傷害慰謝料・後遺症慰謝料・後遺症逸失利益を計算し、保険会社と交渉した。
交渉の結果、当初保険会社提示額から約282万円増額の当職提示額がそのまま認容された。
最終結果として、1400万5,564円で示談が成立した。
本件では、請求金額の中で、弁護士費用も全損害額の10%請求したところ、訴訟に限らず示談段階においても請求金額について弁護士費用相当額の10%が損害金として認められました。
本件は、後遺障害等級認定申請の結果待ちの約1ヶ月を除くと、交渉を開始して約2ヶ月後に早期解決しました。